リリー・アレン「嫌がらせの度が過ぎる」

昨日、所属するレーベルのEMIと再契約の交渉を行っていないことを明かしたリリー・アレンが、違法なファイル共有に対する運動のために最近立ち上げたブログを削除した。「嫌がらせの度が過ぎる」ためだという。

そのブログIt’s Not Alrightには、昨日問題になった「引退宣言」のほか、ファイル共有問題についての他のアーティストたちの考えや、マーク・ロンソン、テイク・ザットのゲイリー・バーロウ、バット・フォー・ラッシェズのナターシャ・カーンらからの応援メッセージなどが掲載されていた。

「嫌がらせの度が過ぎるわ」とリリーはTwitterを通じてブログ削除の理由を説明している。「この議論に参加できたことを誇りに思うけれど、私はもう他のアーティストたちにバトンを渡すつもりよ」

リリーは、「今日はロンドンでアーティストたちが著作権侵害について話し合うミーティングがある。私の出番は終わったわね」とも書いているが、このミーティングには参加しないそうだ。「記者たちが押し寄せるでしょうし、私は話をそらしたくないの」

ビルボード誌の記事によれば、著作権保護団体のFeatured Artists Coalition(FAC)は「問題についての統一した見解を打ち出すため」、今回の非公開ミーティングを開くことにしたのだそうだ。

今月、違法ダウンロードに対するFACの姿勢を批判したリリー・アレンは、その後FACから実際には自分たちも違法ダウンロードには反対なのだという内容の手紙を受け取っている。

(c) NME.COM / IPC Media 2008/2009
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