CSSがニュー・アルバムを7月に発売、ベーシストの脱退も発表

iPod touchのCMに“Music Is My Hot,Hot Sex”が起用されたりと、ここ日本でも話題を集めるブラジル発の異色ガールズ・ディスコ・パンク・バンド=CSS。前作『カンセイ・ジ・セール・セクシー』(日本では2006年に発売)以来ぶりとなる待望のニュー・アルバムを、イギリスで7月に発売する予定であることが明らかになった。

同時にバンドは、ベースのイラチェマ・トレヴィサンの脱退も発表した。4月12日付でバンドはMySpaceのオフィシャル・ページにメッセージを投稿している。それによれば、イラチェマは、ファッションなど他の分野へ専念したい気持ちが強いのだという。また、ツアー生活が環境に与える影響も憂慮しているそう。「一歩先へ踏み出して、自分の時間をもっとファッションやほかのことに捧げようと決めました。優先事項が大きく変化しますが、今後も音楽をやめるつもりはありません」「また、気候変動についての懸念も少しあります。世間の人々も、もっとこの問題に関心を持ち、何か行動を起こすべきです。私は飛行機移動を減らすことにしました」「CSSはこれからも私の心の中に生き続けます」とコメントしている。

今後イラチェマのかわりに、これまでドラムをたたいていた唯一の男性メンバー=アドリアーノ・シントラがベース担当となる。5月に予定されているツアーなどでは、バンドのセッション・ミュージシャンがドラマーを務めるそうだ。
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