事故死のドラマー 各バンドが哀悼の意

11月8日未明にエレベーターの事故で亡くなったジェリー・フックスに対し、!!!(チック・チック・チック)、マスタークラフト、LCDサウンドシステム、マセラティなどで活動を共にしていた仲間たちが哀悼の意を捧げている。

ジェリー・フックは8日、ブルックリンにある倉庫のエレベーター・シャフトに落ちて死亡した。LCDサウンドシステムのジェームズ・マーフィーやホーリー・ゴーストのアレックス・フランケルらは、ジェリーを喪った悲しみをそれぞれに吐露している。

転落したジェリー・フックの最初の発見者の1人だったアレックス・フランケルは、バンドのブログ・ページで彼のことを「僕らの友人であり、僕らのドラム・ヒーローだった」と称えている。

「ジェリーはプレイしたどのバンドでもスターになっていたし、そういうバンドから、また多くの友人たち、家族、そして言うまでもなくミュージシャンや世界中の音楽を愛する人々から、痛いほどに惜しまれることだろう」

LCDサウンドシステムのジェームズ・マーフィーもまた、「彼は自分の選んだ道において抜きん出ていることが誰の目からも明らかな数少ない人々の1人だった」と言ってジェリーのドラマーとしての才能を称賛している。

マセラティのバンド仲間はTwitterを通じて彼の死についてコメントしている。「悲しみに打ちのめされているが、僕らのドラマーであり、愛おしい友人だったジェリー・フックスに別れを告げる。愛しているよ、ジェリー」

フアン・マクリーンのウェブサイトには、「彼は世界一のドラマーで、最高の親友だった」と書かれている。「ジェリーは僕の最も仲の良い、誠実な友達の1人だった。僕がこれまで一緒にやった中では断然ベスト・ドラマーだった」

<DFAレコーズ>の経営者ジョナサン・ガルキンもまたジェリーへの追悼の意を示す文章を書いている。「君が知っていたかどうかは分からないけど、みんな君と一緒にいたがっていたんだよ。君はとてもいいドラマーだったし、僕らの(レーベルの)ドラマーの中ではベストだったと言う人もいると思うが、それ以上にいい友人だった。愛してる。寂しくなるよ、ジェリー」

(c) NME.COM / IPC Media 2008/2009
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