レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン「祝勝ライブにサイモン・コーウェル招いた」
2009.12.24 23:54
先日UKチャートで「Xファクター」優勝者によるシングルを破って1位を獲得したレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンが、来年イギリスで行う予定の祝勝フリー・ライブに「Xファクター」プロデューサーのサイモン・コーウェルを招いたと語っている。レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンは12月21日付のシングル・チャートで、ジョン・モーターという1人のファンが妻とともにFacebookページを立ち上げて行った“キリング・イン・ザ・ネーム”の購入キャンペーンによって、「Xファクター」優勝者ジョー・マケルダリーの“ザ・クライム”に5万枚の差をつけて1位になった。NME.COMの取材に対し、ギターのトム・モレロはイギリスでのフリー・ライブの計画を練っているところだと語っている。「フリー・ライブのプレゼンターをやってもらおうと思って彼(サイモン・コーウェル)を招いたよ。さて、どう出てくるかな」と彼は言う。「サイモン・コーウェルがジョン(・モーター)のところに愛想よく電話して祝ってやったって話は聞いている。レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンも祝いの電話を待っているよ。ナンバー1になったのは俺たちだからね」日程はまだ決まっていないものの、フリー・ライブは必ず行うとトムは言う。「スリリングだよ。極め付きの祝勝会になるだろうな。“キリング・イン・ザ・ネーム”がUKチャートを解放した曲と言えるなら、俺たちはそっち(イギリス)に行って出来る限り大規模で自由なライブをやるべきだろうね」「俺たちはこっち(ロサンゼルス)で火曜の夜にイギリス式のフィッシュ・アンド・チップス・パブで祝勝会を開くことになっているんだ。グラスを重ねてイギリスの素晴らしいファンや同志たちのために祝杯を挙げようと思っている。でもそろそろいつこれ(イギリスでのフリー・ライブ)をやるのか考えをまとめないとな」今回の勝利はファンのおかげだと彼は続ける。「俺たちはキャンペーンに乗っかっただけさ。少しばかり帆に風を当ててやろうとはしたが、始まりは完全に草の根レベルからだったんだ。バンドとは関係なくね」とトムは説明する。「俺たちは一度関わったらとことんまで付き合う。キャンペーンの最後の4時間にはどんなバリケードでもぶち壊すようなツイッターを50は送ったよ。最後の一押しを促すためにね」「勘違いしないでほしいが、これは政治的行動なんだ! チャートを支配する出来レースのポップ・ミュージックという概念に国全体が強烈な拒絶の平手打ちをかましたわけだからな。そしてレイジが『Xファクター』に勝ったのはまさに神の御業(みわざ)さ。冬の悪天候がやって来て、レコード屋から客足を遠のかせて闘いをより公平なものにしてくれたことにしてもね。俺たちのCD(“キリング・イン・ザ・ネーム”)はレコード屋には置いてないわけだからさ。ポール・マッカートニーと母なる自然が結託したらそれを止められるものなんて何も無いのさ!」最後にトムは今回のキャンペーンの背後にある精神が今後より大きな問題にも作用するようになればいいと付け加えている。「レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンはこういう時のために結成されたんだ」と彼は断言する。「このあいだの夜の歴史的なチャートの転覆に関わることができたのはもちろん光栄なことだが、それ以上に誇りに思っているのは、人々が一致団結すればなんだってできるということを示したことなんだ。これこそが今回の件が引き出した忘れがたいメッセージさ。最初は『Xファクターをチャートのトップから蹴落とそうぜ』というところから始まったものが人々による実際の運動になったわけで、その背後にあるエネルギーはこれから他の社会的正義の目標にも用いることができる可能性がある。チャートの1位を獲るだけじゃなく」(c) NME.COM / IPC Media 2008/2009