小沢健二、25歳の時に語ったその数奇な半生とは?伝説の2万字インタビューが読める

「それまでは才気あふれるトム・ソーヤだったのに、ある日、突然に俺の中のハックルベリー・フィンこと山下清が炸裂したんです」

父はドイツ文学者、母は心理学者、祖父は満州建国の黒幕である政治家、という家庭環境に生まれ、ドイツで過ごした幼稚園時代、それまで順風満帆だった少年時代が終った15歳の夏、東大入学、女性遍歴、そしてフリッパーズ・ギターのデビュー――。

当時25歳だった小沢健二が、その数奇な自身の半生を語った伝説の2万字インタビューが再び読める!

「ROCKIN’ON JAPAN 1994年4月号」に掲載された小沢健二2万字インタビュー。この貴重なテキストが、現在発売中の「ROCKIN’ON JAPAN 2010年5月号」に再掲載されている。

さらに今回のタイミングで小沢健二本人が「序文のようなもの」と題した文章をJAPANのために書き下ろし、2万字インタビューの前に掲載されている。

小沢健二の13年ぶりとなるコンサートツアーは5月よりスタート。アルバム『LIFE』期のメンバーと共に、当時の楽曲や新曲も演奏する予定だという。ツアーに先駆けて掲載される今回の記事は、16年前のインタビューと今の小沢健二の言葉から、彼のエネルギーや視点の鋭さ、ユニークさなどを存分に読み解くことができる充実の内容になっている。