カニエ・ウェスト、テイラー・スウィフトへの謝罪として新曲を用意

カニエ・ウェスト、テイラー・スウィフトへの謝罪として新曲を用意

カニエ・ウェストは昨年のMTVビデオ・ミュージック大賞の授賞式に出席した際、テイラー・スウィフトの受賞スピーチを襲撃して妨害したことについて、あらためてテイラーへの謝罪を公にし、テイラーのために新曲も用意していることを明らかにした。ちなみに、今年の授賞式は9月12日に行われる。

昨年の授賞式でカニエは最優秀女性アーティスト・ビデオ賞を受賞したテイラーがスピーチをしようとしたところでステージに侵入し、テイラーからマイクを取り上げるとやはり同じ賞の候補になっていたビヨンセへの賛辞を熱く語りまくった。

事件の後、カニエはテイラーへの謝罪を表明したが、今年の授賞式が目前に迫った9月4日に自身のツイッターでテイラーへの詫びをあらためて長々と綴っている。

2行にわたるツイートを2時間以上にわたって連投し続けたこのコメントでカニエはこう事件を振り返っている。「自分の強い意志も手伝って、また、自分の思いやりのなさ、ちょっとひっかけた酒、そして非常に趣味の悪い、まずいタイミングなどが重なって、俺は一夜にしてジョージ・ブッシュになってしまった」。

さらにカニエはこうつけ加えている。「(映画の)『俺たちニュースキャスター』でロン・バーガンディっていうキャスターが放送中に悪態をつくと、総スカン食らっちゃうっていうくだりがあったけど、今度の出来事については洒落じゃ済まされなかった。今度の出来事は実際の俺の人生で起きたことだからね」。

また、テイラー用に新しい曲を書いたことをこう説明している。「テイラー・スウィフトのために本当にきれいな曲を書いたから、ぜひこの曲を受け取ってほしいと思うんだ。もし、受け取ってもらえなかった場合には、俺がテイラーのためにこの曲は演奏していきたいと思う」。

さらに今年の授賞式では決してまたステージに飛び入るようなことはしないと約束もしている。「あと100万年経っても、2度とあんなことはやらないよ」とカニエは綴っている。「すごく基本的なルールとして、人の話を遮るっていうのはひどく趣味の悪い行いだからね。どんだけ趣味よく着飾ったとしても、やってることが正反対じゃ意味ないだろ? あの頭がおかしくなってしまいそうな悪夢から目が覚めた時、俺は鏡を覗き込んで、『カニエ、大人になれよ』と言ったんだ。それから、『テイラー、悪かった』ともね」。

ところで先週金曜のカニエが公開した新曲は“Devil in a New Dress”というトラックで、カニエの18番のボーカル・トラックをループとして使った必殺曲だ。

“Devil in a New Dress”はこちらから(→http://www.kanyeuniversecity.com/blog/2010/09/devil-in-a-new-dress/)
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする