U2のマネージャー、「新作は来年の5月の前までに出るかも」と語る

09年 『ノー・ライン・オン・ザ・ホライゾン』

ボノが坐骨ヘルニアの手術で短いながらも療養を迫られた今年の7月の間に、エッジもボノも新曲をしたためていたことをすでに語っているが、バンドが来年の早い段階での新作のリリースに向けて本格的に準備していることが明らかになった。

バンドのマネージャーのポール・マッギネスは「ぼくは誰もが予想するよりもかなり早い段階でU2の新作が出来上がると踏んでるよ」とアイリッシュ・タイムス紙に語っている。「ぼくとしては来年のアメリカ・ツアーが始まる5月より前の、11年の早いうちのリリースになると思うな」。

『Songs of Ascent(上昇の歌)』という仮タイトルで進められている新作に収録される楽曲は『ノー・ライン・オン・ザ・ホライゾン』のレコーディングの頃にまで遡る楽曲もあり、なかには“Mercy”“Every Breaking Wave”“Boys Fall From the Sky”など、今回の360°ツアーですでに明らかにされている楽曲もある。

10月8日にヨーロッパ・ツアーをいったん終えたバンドは現在小休止中で、おそらくアルバム制作はまさに今進んでいるのではないかと思われる。11月28日にはオセアニア・ツアーが始まるが、来年に入ると2月の南アフリカ公演以外は5月のアメリカ・ツアーまでまた小休止がしばらく続くことになる。

“Every Breaking Wave”のヘルシンキでのライブ動画はこちらから(→http://www.youtube.com/watch?v=q9C-z-dljsY&feature=player_embedded

“Mercy”のチューリッヒでのライブ動画はこちらから(→http://www.youtube.com/watch?v=QS6tiSVILXQ&feature=player_embedded