ノエル・ギャラガー、「U2のボノを人々が嫌う理由」を語る

ノエル・ギャラガー、「U2のボノを人々が嫌う理由」を語る

ノエル・ギャラガーが友人であるU2のボノについて、「人々が彼を嫌う理由」を語っている。

Classic Rock」によると、英ラジオ局Absolute Radioの番組に出演したノエルが、なぜ人々が世界中で絶大な人気を誇るU2のファンではないと主張するのか、自分なりに考えた理由を語った。

ノエルは、人々のU2に対する批判的な意見はバンドの音楽そのものには関係がなく、ボノの空想的社会改良家(良心的でチャリティ活動をしてはいるが空想的な考えの慈善家)的な態度が原因ではないかと説明している。

「人が、『U2が嫌いだ』と言ってるとイライラするんだ。で、俺は『違う。お前はボノが嫌いだと言ってるんだろ』って思ってしまう。そいつらが、これまでにU2が作った曲がどれも好きじゃないと言ってるようには聞こえないからさ。そんなのウソだね。ナンセンセスだ。

俺は、これをボノにも言ったから君にも言うよ。誰も空想的社会改良家は好きじゃない。誰だってだ。だから、人は俺のことが好きなのさ。俺は悪いことばっかりするからよ」


ノエルの発言はボノをけなしているように聞こえるかもしれないが、それは2人の仲が良く、正直に物を言い合う関係にあるからのようだ。

2019年にノエルは、もし死体を処分しなければならないという、ありそうもないシナリオに直面した場合はボノに協力を求めると言い、「俺たちはアフリカのどこかで死体を処分して、誰も知ることはないだろう」とコメントしていた。

また、U2のアルバム『The Joshua Tree』をマイケル・ジャクソンの『Thriller』と比較し、「最高だ」とも語っている。



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ノエル・ギャラガー、「U2のボノを人々が嫌う理由」を語る - 『rockin'on』2021年8月号『rockin'on』2021年8月号

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