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    マイケル・ジャクソン論争は続く。マイケルの弟ランディが『マイケル』の声の「偽者説」に加わる

    マイケル・ジャクソン論争は続く。マイケルの弟ランディが『マイケル』の声の「偽者説」に加わる - 12月15日発売 『MICHAEL』12月15日発売 『MICHAEL』

    12月14日にリリースされる新作『マイケル』をめぐって、“ブレイキング・ニュース”のボーカルが偽である、あるいはアルバムをリリースすることが不誠実だなどといった議論が起きているが、この論争に新たにマイケルの実弟ランディ・ジャクソンが加わることになった。

    ジャクソン家の末弟で、ジャクソンズのメンバーでもあったランディは甥のタリルやTJ・ジャクソンと同様にマイケル自身とは違うボーカルをアルバムで使用していることでソニー・ミュージックを自身のツイッターで批判している。

    「曲によってはマイケルだし、曲によってはマイケルじゃなかったりしている」とランディはツイートしている。「自分の命を賭けてもいい。こんなことを言うのはひどいかもしれないと自分でも思うけど、これは事実なんだ。自分にはわかるから」。

    さらにランディはこう続ける。「なによりも悲惨なのはもう兄がこの世にはいないということなんだ。それなのに、これだけの人たちが兄の死で金儲けをしようとしている」。

    ランディのこうした批判は、実兄ティトー・ジャクソンの息子にあたるタリルとTJがそれぞれにツイッターで“ブレイキング・ニュース”のボーカルがマイケルとは違う偽者を使ったものだと指摘した非難に続くものだ。

    ランディはこう続ける。「こうした意見に対してソニーは反論の理由を25億条くらい挙げて、大衆に向かってこれがマイケルの本当の声だと言い張るのだろう。(ロンドンO2公演のプロモーターだった)AEGと同じで、ソニーはマイケルの葬儀や埋葬が済む前から遺産管財側と契約を次々と交渉していたんだ。兄は完璧主義者だったのに、ソニーはクォリティーに対してなんの配慮もしていない」。

    (c) NME.COM / IPC Media 2010
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