モーモールルギャバンの楽曲がモチーフとなった短編映画を「踊る大捜査線」の本広監督が絶賛
2010.12.13 16:00
モーモールルギャバンの楽曲がモチーフとなった短編映画「悲しみは地下鉄で」の完成披露上映会が、先週12月11日に京都市内で行われた。
この映画は、劇団「ヨーロッパ企画」の俳優であり、脚本家・映像作家でもある永野宗典が、モーモールルギャバンの楽曲“悲しみは地下鉄で”にインスピレーションを受けて制作したもの。永野宗典は、2ヶ月間に渡って京都の町中を昼夜を問わず撮影し続け総カット数820に及ぶ映像を20分に編集して短編映画を完成させ、共に京都を拠点に活動するアーティスト同士の異色のコラボレーション作品となった。
今回の上映会は、映画、楽曲のタイトルにかけて京都のクラブ「京都クラブメトロ」で行われ、当日は立ち見が出るほどの大盛況だった模様。上映会の冒頭では、「踊る大捜査線」シリーズなどを手がける映画監督、本広克行からビデオ・メッセージが届き、彼は「この作品は本当に凄いです!」と同作品への賛辞を贈っている。永野監督と共に上映会に出席したモーモールルギャバンは、「音楽をやり続けても、やり続けても、まるで結果が出なかった。そんな時にできた曲」という楽曲制作当時のエピソードを語り、上映会終了後には恒例のパンティーコールから普段のライブではあまり演奏しないという“悲しみが地下鉄で”のサプライズ・ライブを敢行。
上映会が終了し、客席でライブを観ていた永野監督は、「この2ヶ月間、撮影に臨むにあたって寝る前も含めてずーっと聴き続けてきた曲だけに、こうして目の前で生の演奏を聴くと、胸にグッとくるものがある」と話し、また「おそらく聴く人それぞれに映像が浮かぶであろうこの楽曲を自分なりの世界観で表現したことに対し、ファンの人に怒られるんじゃないかとも思ったけど、こうしてモーモールルギャバンからも、客席の皆さんからも温かく迎えられて本当に嬉しい」と本作について語っている。
“悲しみは地下鉄で”は映画の中でもフルコーラスで使用され、映画の一部分にビデオ・クリップの役割も持たせており、今後この部分に関しては音楽番組でのオンエアが予定されているとのこと。しかし、短編映画としての上映はこの日のみとなったことから、他の都市から上映を望む声が多く届いており、現在急ピッチで調整を進めているという。