ブリンク182のマーク・ホッパス、新作制作の手応えを語る

ブリンク182のマーク・ホッパス、新作制作の手応えを語る - 1999年作 『エニマ・オブ・アメリカ』1999年作 『エニマ・オブ・アメリカ』

09年から再結成ツアーに踏み切り、いよいよ新作制作に入っていたブリンク182だが、ベースのマーク・ホッパスは「3曲か4曲程度完成した」ことを明らかにしている。

ただ、MTVとのインタビューに答えたマークは、作品はまだごく初期の段階にあると断っている。「まだ、作曲全体のプロセスを考えたら、ほんのとっかかりにすぎないって感じだよ。3曲か4曲くらい完成したところなんだ」。

また、マークは新曲がバンドのキャリア全体の要素を取り込んだ内容になっているとも語っている。「特に暗い感じのレコードになっているとは思わないけどね。なんかすごく広がっていく感じの作品だと思うよ。一番最新作のブリンクのアルバムでやっていたような音もあるし、10年くらい前にやっていたような感じの音もあるし、まったくやったことのない感じの音もあるんだよ」。

さらに、マークはバンドがここ数年経験してきたこともインスピレーションとなっていくだろうと語っていて、特にドラムのトラヴィス・ベイカーが巻き込まれた飛行機事故もそのひとつに挙げている。トラヴィスは08年に4名の乗客が命を落とした飛行機事故に遭い、その入院先をメンバーが見舞ったことが今回の再結成のきっかけとなった。

「ここ数年で俺たちも相当にヘビーな体験をしてきたからね」とマークは説明している。「だから、当然、ヘビーな内容の楽曲も含まれると思うよ。だから、そういう暗い瞬間もあるレコードになるだろうね」。

(c) NME.COM / IPC Media 2010
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