ブッカー・Tのソロ作にザ・ルーツ、ザ・ナショナル、ルー・リードが参加

ブッカー・Tのソロ作にザ・ルーツ、ザ・ナショナル、ルー・リードが参加 - 2009年作 『ポテト・ホール』2009年作 『ポテト・ホール』

ギターのスティーヴ・クロッパーとともにブッカー・T&ジ・MGズのリーダーとして1960年代ソウルを代表するいわゆるスタックス・サウンドを作り上げたキーボードのブッカー・T・ジョーンズ。そのブッカー・Tの2年ぶりのソロ新作がリリースされるとピッチフォークが伝えていて、今回は伝説のミュージシャンにふさわしく豪華なゲストも顔触れとして揃っている。

新作は『The Road from Memphis』といって5月10日にアンタイ・レコードからリリース予定。プロデューサーにはブッカー・T本人のほか、ザ・ルーツのクエストラヴ、ベックやエリオット・スミスともコラボレーションを重ねてきたロブ・シュナップも加わっていて、ブッカー・T以外のバンドは基本的にザ・ルーツという強力な布陣だ。

ゲスト・ミュージシャンにはルー・リード、マイ・モーニング・ジャケットのジム・ジェイムス(イム・イェイムス)、ザ・ナショナルのマット・バーニンガー、ソウル歌手のシャロン・ジョーンズ、モータウンの箱バン、ファンク・ブラザーズの一員としても有名なギターのデヴィッド・コッフィーらが名を連ねている。また、滅多にボーカルをとらないブッカー・Tも“Down in Memphis”では歌に挑戦している。ルー・リードが共演する曲のタイトルが“The Bronx”というのもかっこいい。

ブッカー・Tがオルタナ・カントリー系のドライヴ・バイ・トラッカーズと共演した前作『ポテト・ホール』収録の“ネイティヴ・ニューヨーカー”の動画はこちらから(→http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=iw1KYNxbKic)


『The Road from Memphis』のトラックリストは以下のとおり:

01 Walking Papers
02 Crazy
03 Progress [ft. Yim Yames]
04 The Hive
05 Down in Memphis
06 Everything Is Everything
07 Rent Party
08 Representing Memphis [ft. Matt Berninger and Sharon Jones]
09 The Vamp
10 Harlem House
11 The Bronx [ft. Lou Reed]
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