本人による引退の示唆をマネジメントが否定するなど、活動の行方が見えなくなっていたフィル・コリンズだが、ここにきて引退することをフィルは自身のオフィシャル・サイトで発表した。
ただ、この何度目かの引退宣言の前にもフィルの広報からは彼が音楽活動をやめるわけではないという発表がされていた。
「ぼくは2人の息子たちと日常的に父親として常に接していられるように、やめるのです」とフィルはサイトで説明している。
さらにフィルは最近のプレスにおける自身の描かれ方についてもこう反論している。
「ここ数ヶ月の間に出回ったたくさんの記事で紹介されているぼくの人物像は実際からは少なからず歪曲されたものになっています」とフィルは書いている。「その結果、ぼくは前世ではアラモの戦いに参加したと思い込んでいるかなり危ない変人のように描かれていて、自分のことをかわいそうに思っていて、過去におけるプレスでの叩かれ方に心が傷ついてついに引退を決意したようにも描かれているけど、これはどれも事実とは違うのです」。
ここのところの取材で、フィルは1856年にテキサス革命の戦場となったアラモの写真から超常的なパワーを感じたと発言していて、また、過去に自殺を考えたこともあったと語っていた。
しかし、こうした発言は洒落として語ったことであって文脈を無視して引用されてしまっているとフィルは指摘している。そして、引退のメッセージを「ぼくに拘束具は必要ないし、いたってまともだから!」と締め括っている。
フィルは3度目の妻だったオリアンヌ・セヴィとの間にニコラスとマシューの2人の息子をもうけているが、オリアンヌとは2008年に離婚している。ただ、オリアンヌと結婚してから住むようになっていたスイスには子供たちの側にいたいという理由から今も住み続けている。
フィルの引退宣言とその説明はこちらから(→http://www.philcollins.co.uk/news/breaking-news-message-phil)
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