フェス・シーズン終了後にいよいよ2009年の『イグノア・ザ・イグノラント』に続く待望の新作制作にとりかかると語っていたザ・クリブスだが、2008年からバンドに正式に加わっていた元ザ・スミスのジョニー・マーがグループから脱退したことが明らかになった。
ジョニーは、今後は自身のソロ作品や映画サントラに専念することになると語っていて、今後のザ・クリブスのライブや新作制作には加わらないことを明らかにしている。関係者筋の話では、ジョニーはすでに1月の時点でバンドを正式に脱退していたそうだ。
4月11日に発表された声明でジョニーはこう語っている。「今のところ、ソロ用の新曲にとりかかってるんだ。この先の1年か数年のうちにアルバムを2枚出す予定で、映画サントラももっとやっていくつもりだよ」。
さらにジョニーはこう続けている。「ライアン、ゲイリーとロス(・ジャーマン)とは一緒にツアーとレコーディングを経験して最高に楽しかったし、みんなで作った『イグノア・ザ・イグノラント』に関してはぼくもすごく誇りに思ってるんだ。もともと考えていたよりもずっと多くのことをみんなでやることになったし、ぼくにとっては親友が3人もできるという成果になったんだよね」。
今年1月の時点でジョニーは自伝を書くつもりだということも明らかにしていて、「音楽にあてる時間が少なくなってしまう」とも語っていた。
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