気鋭のヒップホップ集団として注目されるオッド・フューチャー(OFWGKTA)のリーダー格でもあるタイラー・ザ・クリエイターは、自分が受けた音楽的影響としてビーチ・ハウスやブロードキャストなどを挙げている。
タイラーはインディ・ポップやサイケ・ポップをやっているアーティストを好んで聴いてきたことが自分のさまざまな曲における「きれいなコード」のインスピレーションになっているとガーディアン紙に語っている。
「俺はウォッシュド・アウトとか、ビーチ・ハウスとかブロードキャストみたいなものも聴くんだよ。俺の影響はそういうもんなんだよ。だから、俺のやってる音はきれいなコードと超ハードコアなドラムとベースラインといい感じのストリングスがミックスしたものになってるんだ」
さらにタイラーはジョイ・ディヴィジョンを尊敬していることを説明し、そのほかの影響として「フレンチ・ジャズがいくつかと、古いサントラとか、あとはクレイジーなコード展開や転換とかがあるもん」と語っている。
グループは最近イギリスでライブを2回実現させたばかりで、4月28日にノッティングヒル・アーツ・センターで行われたシークレット・ギグではアデルやマーク・ロンソンらの姿が客の中に見かけられたとか。5月1日にカムデン・クロール・フェスの一環として行われたライブではオーディエンスをステージに呼び上げて、アーティストとオーディエンスが入り乱れるライブになったとか。
その一方で、タイラーは5月10日にソロ作『Goblin』のリリースを予定している。
(c) NME.COM / IPC Media 2011