5月11日にデビュー・アルバム『ワット・ディジュー・エクスペクト・フロム・ザ・ヴァクシーンズ?』をリリースしたヴァクシーンズはビーディ・アイのリアム・ギャラガーに売られた喧嘩を買って「もっとましなアルバムを作ってみせた」と語っている。
また、リアムがヴァクシーンズのアルバムを「退屈だ」としているのは、因縁つけるのがリアムの身上だからだと語っている。
ボーカルのジャスティン・ヤングはNMEのクリスマス号に掲載されたリアムのそのコメントについてローリング・ストーン誌に訊かれて「でも、まあそれがリアムの売りっていうだけのことでしょ? リアムは因縁つけてなんぼのもんだけど、ぼくは違うからね。ぼくはリアムよりましなアルバムを作ったと思ってるよ」と答えている。
さらにジャスティンはファーストについて歌詞面で点が辛くつけられたことにこう反論している。「このアルバムを書いてた頃、ぼくはちょうどある人との大切な関係がだめになってたところで、だから、自然とそういうことがほとんどの歌詞の内容に反映されたと思うんだよね。人がぼくたちの作品の歌詞をいとも簡単に却下するのは、これがもうこれまでさんざん試みられた題材だからなんだよ。怒りとか、嫉妬とか、失われた愛とか、若さとかね。でも、これまでこうした題材がさんざん繰り返されてきたことにもまたそれなりのわけがあるんだよ」
現在、アークティック・モンキーズの前座としてアメリカ・ツアーに同行しているヴァクシーンズだが、グラストンベリー・フェスティヴァルやレディング・アンド・リーズ・フェスティヴァル、さらにはフジロック・フェスティヴァルへの出演なども予定している。
(c) NME.COM / IPC Media 2011