ワン・ナイト・オンリー、コカ・コーラのCM楽曲に起用。国内バージョンでは日本語を交えて歌う

ワン・ナイト・オンリー、コカ・コーラのCM楽曲に起用。国内バージョンでは日本語を交えて歌う

2003年に北ヨークシャーで結成され、デビューにあたってはメジャー・レーベル争奪戦が繰り広げられたという5人組のバンド、ワン・ナイト・オンリー。6月25日(土)の「MTV VMAJ」と8月13日(土)東京会場と14日(日)大阪会場のマリン・ステージの出演が決定している彼らの楽曲が、6月20日(月)から放送されるコカ・コーラのCMに起用されることになった。

同CMは、「この夏、コカ・コーラが日本のティーンに、音楽を通じて世界との繋がりを提供する」とうたわれた、世界各地のコカ・コーラが実施している「グローバルミュージックキャンペーン」の1つとして制作されたもの。ワン・ナイト・オンリーは、そのCMの「ウォールズ」篇のために“キャン・ユー・フィール・イット”を書き下ろした。

「ウォールズ」篇のCMは世界各地で放送されるが、日本では同曲に日本語歌詞を織り交ぜて制作された“ひとつになれ~キャン・ユー・フィール・イット”が起用されたオリジナル・バージョンが放送されるとのこと。この曲で日本語の歌に挑戦したボーカルのジョージ・クレイグは、以下のようにコメントしている。

「日本語バージョンの出来にはすごく満足しているんだ。もしかしたら、オリジナルよりも良いかもしれない。言葉を覚えるのは大変だったけど、日本語の持つ響きがとてもキャッチーだと思った。また、日本に起きた災害からの復興をサポートしたいという気持ちを込めて歌ったんだ。日本の皆に気に入って貰えたら嬉しい。そしてこれをきっかけに、日本の人たちともっと通じ合える事を願っている」

なお、バンドは6月22日にセルフ・タイトル・アルバム『ワン・ナイト・オンリー』をリリースする。同アルバムには、“キャン・ユー・フィール・イット”のほかに、女優エマ・ワトソンがPVに出演したことでも知られる、大量消費主義社会への反逆ソング“セイ・ユー・ドント・ウォント・イット”や、キーボードのジャック・セイルズが「僕らに『世界はきっと君のものになる』と断言するような人々だとか、そういうのに僕がどれだけ嫌な思いをさせられるかってことを歌ってる曲」と語る“エニシング”が収録される。

2ndアルバムとなるこの作品がバンド名を冠している理由について、ギターのマーク・ヘイトンは、「ファースト・アルバムで表現されていたのは、成長過程にある僕らの姿だった。でも今回のアルバムでは、僕らがこういうものを作りたいとずっと努力してきた作品に、遂にたどり着いたってわけさ」と話している。
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