元教員で軽音楽部の顧問も経験されたことがあるクワハリ先生が描く『ふつうの軽音部』は、部活における日常パートだけでなく、大人数の部活ならではの面白さや苦悩、高校生のリアルな心情を描いている点も大きな魅力のひとつの作品。さらに、現実で登場するアーティストの楽曲が物語により深みを与えているというところでも、大き話題を読んでいるマンガです!
そんな『ふつうの軽音部』はどのようにして生まれたのか。そして、なぜ現実の楽曲を作中に登場させることにしたのか──クワハリ先生が同作に込めたロック魂についてたっぷりと語ってくれました。それだけではなく、私がとても気になっていた、楽曲を使用することでの著作権問題。この一歩を踏み込んでみた質問にも真っ向から応えてくれています! そこに対する「少年ジャンプ+」編集部とクワハリ先生のエピソードも必見です!
「いちばんの決め手は歌詞ですね。歌詞が作品のドラマに合うかというところで選ばせてもらっています」
楽曲の歌詞が大切というクワハリ先生ですが、選ぶということはそれだけの音楽を聴いているということ。邦楽だけでなく洋楽も含めて知見が広いクワハリ先生が、どんな音楽を聴いてきたのか──そして、音楽がキャラクターに及ぼす影響とは。
インタビューを読めば、より一層『ふつうの軽音部』の面白さに気付いてもらえると思います! このマンガが気になっていたという人も、ファンの方もぜひ全編をお見逃しなく!(岩田知大)
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