レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、7月30日に第1回「レイジ・フェス」を開催

レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、7月30日に第1回「レイジ・フェス」を開催 - レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン『バトル・オブ・ロサンゼルス』レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン『バトル・オブ・ロサンゼルス』

7月30日にレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンはロスアンジェルスのLAコロシアムで久方ぶりのライブを行うが、このライブに客演アクトとしてミューズ、ライズ・アゲインスト、ローリン・ヒル、インモータル・テクニック、エル・グラン・シレンチオを迎えることになるという。もちろん、ヘッドライナーはレイジで、実はこのライブ、「LAライジング」とも命名されていて、ギターのトム・モレロによれば、これはあくまでも「レイジ・フェス」なのだとのこと。

今回、この特別ライブを思い立ったのは、今年の8月でレイジがサン・フェルナンド・ヴァリーにあるリハーサル・ルームで初めて4人で音を鳴らしてからちょうど20年目にあたるからで、そこでロスアンジェルスで一番大きい会場でそれを祝いたかったとトムはスピナーに語っている。そこで自分たちで客演アクトも、あるいは会場で活動をするチャリティ団体も選んだ特別なイベントとして企画したのだとか。

ちなみに今回のライブに関してベースのティム・カマフォードは「俺はこれがまた続くことを願ってるけど、保証はできないよ。正直言って、ひょっとしたら、これで最後かもしれないぜ」といつものように煽っているそうだが、トムは一回性のイベントとしては考えていないことをこう語っている。「これは通常のロック・コンサートとして考えられる試みよりももっと幅広いものなんだよ。ぼくたちとしてはこれをみんなが毎年観たがるようなロスアンジェルス発のフェスティバルにしたいんだ。でも、現時点ではね、とにかく7月30日がとんでもないものになるように、そこだけに集中してるんだけどね」。

トムがこれを毎年行うフェスとして考えているということは、レイジもまたこの先活動を続けていくということが前提になるはずだが、これについて訊かれてトムはレイジが明確に活動中のバンドだと断言している。「ぼくたちは確かに活動中のバンドだよ。もし新しい作品ができたなら、みんなにはその旨ちゃんと知らせるよ。ツアーの予定も組んだりしたら、そういうことも伏せたりはしないから。でも、それ以上のことはすべて憶測にしかならないんだ。それに、時々、このバンドのみんなは明日のことなんかわからなくなるところもあるからね」。

その一方で、トムは自身のザ・ナイトウォッチマンやザック・デ・ラ・ロッチャのワン・デイ・アズ・ア・ライオンとの折り合いもこの先もつけていくと語っていて、逆にこうしたプロジェクトを持っていることがレイジにおいて4人であらゆる作業を合わせていくことの困難さの息抜きにもなるのだと説明している。

また、トムはレイジのライブでは曲を演奏した時にバンドがステージで体験するものがあまりにも観客とのやりとりと絡み合っているところが醍醐味だと説明している。ただ、これさえあれば、ほかにはなにも必要ないとバンドのみんなで気がついたのは2007年にコーチェラ・フェスティバルで再結成ライブをやってのけた時のことだとも語っていて、解散前のレイジがフェスティバルでのヘッドライナー出演を積極的に取りにいっていなかったのは、当時はまだ花火など派手な演出を持たないバンドであることに気後れもしていたからだと説明している。「実はレイジの歌が鳴っていて、それだけで6万人が猿みたいにアホになってる光景ほど興奮するものはないんだよ」とトムは語る。

「しかもさ、これは小気味いいジャム・セッションとかじゃないからね。これは歌なんだよ。ザックが書いたこれらの楽曲の歌詞は2011年の現在も当時とまったく同じように有効なんだ。この歌詞がものすごく重要で、これが雷のようなリズム・セクションとエレクトリック・ギターと合わさることで、すごく大事で意味のあるものになるんだよ。2007年以来のぼくの経験では、この4年間以上にこのバンドがすさまじい演奏したことはないと、観客を煽りまくったことはないということなんだ」。

ちなみにバンドがLAコロシアムで演奏するのはこれが2回目のことで、初めての時は1997年にU2の前座を務めた時だったという。この時U2はポップマート・ツアーを展開していて、この時の舞台装置をバックにして昼間の間に“ブレット・イン・ザ・ヘッド”を演奏するのはすごくやりにくかったとトムは回想している。
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