元レッド・ホット・チリ・ペッパーズのギタリスト、ジョン・フルシアンテはオーガスト・エリザベス・トーマスなる女性に対して、裁判所から禁止令をとりつける手続きをしている。
訴えによると、ジョンは自身のライブだけでなく自身の自宅にも何度も姿を現しているオーガストの行動により、自身や家族の身に危険を感じるとのことだ。
TMZによれば、もともとトーマスはジョンの半生を描いた脚本を執筆しようとジョンとコンタクトを取ってきたらしいが、いったんこの企画が却下されると、今度はジョンに対して長文で攻撃的な内容のメールを送り始めたという。
また、トーマスはやはりミュージシャンであるジョンの妻、ニコル・ターリーがパフォーマンスを行っている会場にも姿を現し、自身の脚本についての談判を迫ったとか。
トーマスは昨年からジョンに接触してきたというが、ジョンにとって我慢の緒が切れたのはトーマスが7月28日と29日と立て続けにジョンの自宅を訪れたことで、ジョンは「ぼくはストーカー行為を受けているように感じます」と訴えている。
ジョンは訴えでさらにこう述べている。「ぼくは自分と自分の妻の身の危険を感じます。妻とぼくはミュージシャンで世界中の会場で演奏活動を行っているので、トーマス氏が好きにぼくたちへの嫌がらせを働ける状況にあるとぼくたちの方からトーマス氏を避けるのは大変困難なのです」。
裁判所の裁定は今月中にも行われる予定だ。
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