YouTubeがインディ-系の音楽版権会社らとの印税支払契約を交わす

YouTubeは約3千社もの音楽版権管理会社である全米音楽出版社協会(NMPA)との契約に応じ、これまで4年にわたってNMPAと戦わせてきた係争に終止符を打つことになった。

この契約により、YouTubeはサイトで流されるNMPAと契約しているアーティストらの音楽作品を公開する時に発生する印税を支払うことになり、NMPAはYouTubeに対して支払を求めてこれまで起こしていた訴訟を取り下げることになったとロスアンジェルス・タイムス紙が伝えている。

4大メジャー・レーベルであるEMI、ユニバーサル、ワーナー、ソニーの作品の印税についてはすでにYouTubeはそれぞれの版権管理会社と個別の契約を交わしているという。

また、今回の契約ではカバー作品の原作者への印税もきちんと支払われることになるという。印税率などについては明らかにされていないが、YouTubeが受け取っている広告収入の1部を分け合う形でNMPAへの支払いに当てられるのだとか。


(c) NME.COM / IPC Media 2011
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