カサビアンのサージ・ピッツォーノは9月21日にリリースされる新作『ヴェロキラプトル!』のレコーディングで、オーケストラとのコラボレーションを重ねていた際、指示に苦労してアニメの『トムとジェリー』を引き合いに出したことをザ・サン紙に語っている。
「説明はものすごく基本的なところでやったっていうか、『トムとジェリー』でジェリーがトムの髭をいじくりまわした時の、あんな感じの音っていう風に指示して、すると相手に『あら、ピチカートね』って伝わって、そんな感じでやっつけていったんだ」
これまでサージは『ヴェロキラプトル!』が前作の『ルナティック・アサイラム』とは相当に違う作風になっていることをNMEに語ってきている。
「自分で思ってたよりもヘヴィーなアルバムになったと思うんだ。聴き手としっかり向き合って聴き手を放っておいてはくれない作品なんだよ。ほんとに顔にもろぶちかましてくる作品なんだ」
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