Billboard.comによれば、グリーン・デイやオフスプリング、ブリンク182、ランシドからベック、モリッシー、スパルタの作品までを手がけたことで知られ、1990年代のアメリカのパンク・ムーヴメントにおいて重要な役割を果たした音楽プロデューサー/エンジニア、ジェリー・フィンが、8月12日に脳出血のため亡くなった。享年38歳。
先月10日に脳出血で倒れ、生命維持装置の力でなんとか命を保っている状態だったが治療の結果、脳死状態から回復する望みが極めて低いことが判明。彼の家族が延命処置の取り止めを決断したという。
グリーン・デイの『ドゥーキー』『インソムニアック』のミックスのほか、ランシドの『…And Out Come The Wolves』、ブリンク182の『エニマ・オブ・アメリカ』『テイク・オフ・ユア・パンツ・アンド・ジャケット』などのプロデュースを手がけている。
なお、彼の生前最後の仕事は、モリッシーのニュー・アルバム『Years Of Refusal』のプロデュースだったという。同アルバムは2009年2月に発売される予定。
グリーン・デイやオフスプリングなどを手がけたジェリー・フィンが死去
2008.08.18 22:38