毛皮のマリーズ4人が語る、解散の全真相。志磨「23、24の僕が決めた結末」
2011.09.30 20:00
「毛皮のマリーズはパンクスなんですよ。何かを惜しむとか、すごく感情的になることが欠落してるんです」(志磨遼平/Vo・G)
9月7日、ニューアルバム『THE END』のリリースと共に、突然の解散を発表した毛皮のマリーズ。6日の店頭着日にCDを入手したリスナーがネット上で大騒ぎしはじめ、情報を入手した「ROCKIN’ON JAPAN」編集部が即日インタヴューをオフォーし、翌7日にバンドへの緊急インタヴューを実施した。
その記事掲載は9月30日発売の「ROCKIN’ON JAPAN11月号」。解散発表後のインタヴューとしては最速である。全8ページにわたり、ロングインタヴューとメンバーの撮りおろし写真を掲載。またメンバー全員揃ってのロングインタヴューは本誌初だ。
毛皮のマリーズは2011年12月31日を持って解散、『THE END』がオリジナル・ラスト・アルバムとなり、12月5日の日本武道館公演がラスト・ライヴとなる。
今回の解散は一体いつ、どのように決められたのか? また事前には『毛皮のマリーズのハロー!ロンドン(仮)』としていたアルバムタイトルが店頭では『THE END』と更新され、発売日へと日付が変わる瞬間に全国のFMラジオ44局で志磨が解散を告げる――という告知方法は一体なぜだったのか? そして解散へのメンバーそれぞれの思いとは?
インタヴュー中、志磨はさらに以下のように語る。
「多分、23、24の僕が決めた結末です。途中で変更しなかった――できたんでしょうけど」
バンドのこれまでを振り返ったいくつものエピソードから、「4人にとっての毛皮のマリーズとは?」という質問まで――リスナーを大きく揺るがせ、いまだ騒ぎがおさまらない解散の理由が明らかになる、重要なインタヴューだ。