Superflyが、あの伝説のロック・シンガー、ジャニス・ジョップリンのバンド「ビッグブラザー&ホールディングカンパニー」と世代を超えて夢の共演が実現した。
Superflyの志帆に最も影響を与えたというアーティスト、ジャニス・ジョップリンのバンド、ビッグブラザー&ホールディングカンパニーとのレコーディングが彼らの地元アメリカ・サンフランシスコで実現し、ジャニスのナンバー3曲“Piece Of My Heart”“Summertime”“Down On Me”を力強く歌い上げたという。
ビッグブラザー&ホールディングカンパニーは、66年にジャニス・ジョップリンを誘い、「ジャニス・ジョップリンとビッグブラザー&ホールディングカンパニー」として活動。ジャニスの名を一躍アメリカ中に知らしめ、『モンタレー・ポップ・フェスティバル』への出演で、ジミ・ヘンドリックスと共にハイライトを飾ったことをきっかけにCBSと契約。68年にリリースされたライブ・アルバム『チープ・スリル』は全米8週連続1位という大ヒットを記録した。その後、ジャニスはロック界初の女性スーパースターと呼ばれるようになり、27歳という若さでこの世を去ったが、今なおロックの歴史を代表する女性シンガーとして現在に至るまで人気を博している。
このコラボレーションが実現したのは、関係者から日本にジャニスに影響を受けた凄いアーティストがいると聞いたビッグブラザー&ホールディングカンパニーがSuperflyの音を聴いたことに始まった。Superflyの歌声を聴いたビッグブラザー&ホールディングカンパニーは、「彼女の歌を初めて聞いて『なんてソウルフルなんだ!』って驚いたんだ。あんなに小さな体のどこからあんな力強くて大きな声が出るのか不思議だよ。本当に素晴らしいね」とコメントしており、「来年の夏、またアメリカに来て今度はフェスティバルで一緒にライブしようと彼女に言ったんだ」とラブコールを送っている。
レコーディング時には、通訳も入らずブースの中に5人だけでひたすら演奏し続けていたのだとか。原曲にアレンジを加えたり、数パターン録音したりとセッションは5時間近くにわたって行われたという。Superfly志帆は、「自分の想い、日本にもジャニスに憧れてシンガーを目指したアーティストがいるよって伝わればいいなという思いで歌いました」とコメントしており、今回の夢のような体験でミュージシャンとしての経験値をさらに上げたようだ。
この夢のコラボレーションの模様は9月3日(水)にMUSIC ON! TVにて放送される。