約1年8ヶ月ぶりのワンマンライブとなる本公演は、Superflyの楽曲にオーケストラアレンジを施された内容。さらに、今年4月にリリースされた『Superfly 10th Anniversary Greatest Hits LOVE, PEACE & FIRE』のテーマをもとに「“LOVE”、“PEACE”、“FIRE”」の3部構成からなる、1夜限りのプレミアムライブとなった。
ライブでは、開場BGMが静まり客電が暗転すると、スクリーンに映像が流れ、Superflyのニュービジュアルが披露された。ロングヘアスタイルからベリーショートにバッサリカットされた姿で映し出された越智志帆がステージに登場。大きな拍手が沸き起こる中、サウンドプロデューサー蔦谷好位置によるピアノソロ演奏が始まり、第一幕「LOVE」では色とりどりの花に囲まれた志帆が、緑色の衣装を身にまとい“愛をこめて花束を”を歌唱。
MCでは「みなさま10周年記念ライブ楽しんでいますでしょうか!? 1日1回きりのこのライブに感謝の気持ちを集約してお届けしたいと思います!」と元気よくファンに伝え、「LOVE」パート最後の曲“輝く月のように”まで駆け抜けた。
第二幕「PEACE」は花が管弦楽器奏者らのところまで拡がり、志帆も全体に花が描かれた衣装に着替え、“You & Me”を志帆が弾き語りで披露。続けて“あぁ”、“Wildflower”、“Good-bye”、“Beautiful”を熱唱し、映像を印象的に使用した演出も行われた。
本公演ラストの第三幕「FIRE」ではさらに2階席からも花の束が垂れ下がり、金色が印象的な衣装を着用して、「みんなで盛り上がりましょう!!」と会場を煽り、“Force”を披露。そして勢いそのままに“Alright!!”に突入。「みんな最高!Superflyを初めてメドレーやります!盛り上がっていきしょう!!」と観客を煽り披露されたメドレーでは“タマシイレボリューション”、“恋する瞳は美しい”、“Bi-Li-Li Emotion”、“Free Planet”の4曲を歌唱し、“愛をからだに吹き込んで”で本編を締めくくった。
アンコールでは今回のライブタイトルにもなっている新曲“Bloom”を初披露。「このライブが決まった時にみんなに聴いてもらいたいなと思い新曲を持ってまいりました。愛の歌なんですけどみんなの感謝の気持ちも込めて書きました」と新曲に対する思いを語った。
ライブラストは本公演1曲目で披露した“愛をこめて花束を”を会場のファンと一緒に再び歌唱。2時間を超える「Superfly 10th Anniversary Premium LIVE "Bloom"」はアンコール、メドレーを含む全19曲を披露し、幕を閉じた。
<セットリスト>
LOVE
1.愛をこめて花束を
2.やさしい気持ちで
3.春のまぼろし
4.愛に抱かれて
5.輝く月のように
PEACE
6.You & Me
7.あぁ
8.Wildflower
9.Good-bye
10.Beautiful
FIRE
11.Force
12.Alright!!
13-1.タマシイレボリューション※
13-2.恋する瞳は美しい※
13-3.Bi-Li-Li Emotion※
13-4.Free Planet※
13-5.タマシイレボリューション※
14.愛をからだに吹き込んで
LOVE(アンコール)
En1.Bloom
En2.愛をこめて花束を
※はメドレー