マドンナの自宅に侵入したストーカー犯人が精神医療施設収容を命じられる

マドンナの自宅に侵入したストーカー犯人が精神医療施設収容を命じられる - 2008年『ハード・キャンディ』2008年『ハード・キャンディ』

今年3月にロンドンにあるマドンナの自宅に侵入して逮捕された男が精神医療施設への収容をサウスワーク国王裁判所から10月24日に言い渡された。

ポーランド出身で30歳のマドンナのファンだというグジュゴシュ・マトロックは3月14日にマドンナの自宅に侵入していたところを警備スタッフに取り押さえられた。マトロックはロンドンのメルリボーンにあるマドンナの自宅に隣接する馬屋にまずは侵入し、そこからマドンナの自宅に忍び込んだとザ・メトロ紙が伝えている。

この時、マドンナはアメリカにいて不在だったが、マトロックはレッド・ブルを1缶盗み出し、さらにマドンナの寝室に入るとマドンナの洋服をくまなく漁ったという。これに対してマドンナは法廷で自分の子供と自身の身の安全を考えると「不安を感じ、悩んでいる」と訴えていた。

マトロックはマドンナの友人で間借りしていたネイサン・リスマンに発見され、警備員らによって取り押さえられたが、実はその9ヶ月前にはマドンナが前夫で映画監督のガイ・リッチーに譲ったウィトシア州の邸宅にも侵入していて、この時もガイの洋服をまとっているところをガイに取り押さえられている。

統合失調症を患っているマトロックは警察の取り調べに対してマドンナ自身がマドンナの自宅での滞在を許可したと語ったが、それに対して裁判所に提出した証言でマドンナはこう否定している。

「わたしは被告のことを知らないですし、被告とはどのような関係をも持ったことがなく、あるいは電話や電子メールやほかのいかなる形においても被告と接触したこともありません」

さらにマドンナはこう続けていた。「わたしは不安を感じ、悩んでいます。自分の子供たちの身の安全が心配です。おのずから自分の身の安全についても不安を感じます」。


(c) NME.COM / IPC Media 2011
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