4月4日に新作『ソニック・キックス』をリリースするポール・ウェラーは「俺はアル中なんだと思うよ」と明らかにしている。
ザ・タイムス紙のインタヴューに応えたポールはアル中だということを認めたうえで、酒を飲んでいる限り命を落としかねないと思って1年以上前に酒を断ったことを明らかにしている。
「今はもっとしゃっきりした感じがするよ。ジムにも行くし。酒は1年と4か月くらい前にやめたんだ。そろそろライフスタイルを変える時期かなと思ってね。もう続けてられなかったんだよ。寿命が縮まってる感じだったからね。でも、あの飲んだ時のバカさ加減は恋しいなあ。でも、俺って数杯で我慢が利くタイプじゃないんだよね。2杯飲むんなら20杯行こうぜっていう。20杯行くんなら40杯だろっていう」
さらにポールはこう続けている。
「きっと俺ってアル中なんだと思うよ。うん。間違いなくそう思えるし。アホとアル中の区別っていうのはほんとに難しいところなんだよね。微妙なところだよ。うん、でも俺はそう思うよ」
その一方でポールはマイルス・ケインについて「若いけど才能がある」として将来的に一緒にコラボレーションをしてみたいと語っている。
NMEとの動画インタヴューに応えたポールは将来的に誰と仕事をしてみたいかという問いに次のように答えている。
「あの若造のマイルス・ケインとなんかやってみたいな。若いけど才能あるし、なにか一緒にいいことやれると思うんだよ」
アルバムは14曲収録していて、ノエル・ギャラガーやブラーのグレアム・コクソンらが客演しているという。なお、ポールは3月18日から22日までロンドンのラウンドハウスでライヴを行うが、先頃、旧作の全曲ライヴをやるくらいなら新作でやりたいよと語っていたとおり、新作『ソニック・キックス』の全曲ライヴをここで予定している。また、イアン・デューリーの息子バクスター・デューリーもこのライヴに参加するとか。
ポールの動画インタヴューはこちらから→
http://www.nme.com/nme-video/paul-weller---id-like-to-work-with-miles-kane/1455930520001
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