4月から『マイロ・ザイロト』の世界ツアーを再開させるコールドプレイだが、ヴォーカルのクリス・マーティンは『マイロ・ザイロト』という作品タイトルにしたことを特に後悔はしていないと、先に行った発言を否定している。
先週アメリカのテレビの朝のワイド・ショー『グッド・モーニング・アメリカ』に出演したクリスは、このタイトルがファンを混乱させたため、今ではこのタイトルは自身にとっても頭痛の種になっていると語り、「すごくいいタイトルだと思ってつけたんだけど、世界中のどの国に行っても、誰もがこのタイトルをあまりにも突拍子もない読み方で呼ぶので今ではぼくたちも後悔し始めているんだ」と発言していた。
しかし、クリスはその後、ツイッターでアルバム・タイトルは今でも気に入っていると語り、冗談のつもりのコメントだったのが大騒ぎされてしまっていると説明している。
「『マイロ・ザイロト』のアルバム・タイトルに後悔はないよ。みんなで気に入ってるし。後悔することがあるとしたら、朝のワイド・ショーで洒落を言おうとしたことだね。CM(クリス・マーティン)」
クリスはまた、バンドがブリット賞で最優秀グループ賞に輝いたことについても、ほかに競合するバンドがいなかったからだと謙遜するコメントを残している。
「正直言って、イギリスのバンドなんてほとんど解散しちゃってるからね。ブラーはいないし、パルプもいないし、テイク・ザットは休暇中だし、一線に残されているイギリスのバンドなんてぼくたちだけだからね! でも、あえてその役割を引き受けていくつもりだよ」
コールドプレイはアークティック・モンキーズ、カサビアン、エルボウなどを押さえての受賞となった。また、ほぼ3年ぶりとなる北米ツアーも4月17日から始まる。
(c) NME.COM / IPC Media 2012