オーストラリア・ツアーを先頃終えたフレンドリー・ファイアーズは昨年の『パラ』に続くサード・アルバム用の新曲の制作に取りかかっていることを明らかにしていて、ドラムのジャック・サヴィッジは新曲群が『パラ』に較べて「より思慮深い」感じの作風になっていると語っている。
作業の進行状況についてジャックは次のように語っている。「今のところ当座の作業として新しい楽曲をまとめてるところなんだ。かなりいろんな材料と取り組んでるから、とりあえずこれにいったん片をつけておく必要があるんだよ。より思慮深そうな音になってて、もっと暗い感じで、でも、テンポは速くて、ちょっとクラウトロックっぽいかも。全部いったん形にしてみてからどうするか考えるって感じかな」。
今回の作業のためバンドはスウェーデンのカールスタッドに1週間ほど滞在したことも明らかにしていて、滞在はツアーが終わって気分を緩める目的もあったとジャックは説明している。
「スウェーデンにちょっと行ってたんだよ。カールスタッドのちょっと北に行ったところで、ものすごく寒くてさ、常に氷点下20度以下なんだ。空家ばっかりの中の小さな家に逗留して、そこに引き籠って音楽をたくさん書いたんだ。気分を緩めて、音楽を書いていくモードに身体を戻すにはすごくよかったと思うな」
ただ、バンドは夏フェス出演も控えていて、V・フェスティヴァル、ロックネス、ビーチ・ブレイクなどへの出演を予定している。
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