デイヴ・グロールが手がけるサウンド・シティ・スタジオのドキュメンタリーの詳細が明らかに

デイヴ・グロールが手がけるサウンド・シティ・スタジオのドキュメンタリーの詳細が明らかに - フー・ファイターズ 最新作『ウェイスティング・ライト』フー・ファイターズ 最新作『ウェイスティング・ライト』

数々のロックの名盤を生んだロサンジェルスのスタジオ、サウンド・シティ・スタジオについてのドキュメンタリー作品に取りかかっているとこれまで伝えられてきたフー・ファイターズのデイヴ・グロールだが、この作品の製作と監督も兼ねていることが明らかになった。

1991年のニルヴァーナの『ネヴァーマインド』が制作されたスタジオとしても知られるこのスタジオについての作品は『Sound City』というタイトルになると『ヴァラエティ』誌が伝えている。スタジオは昨年の5月に営業を終了しているが、この時にデイヴはこのスタジオのコンソール、Neve 8028を買い取っていて、この時にドキュメンタリー製作を思い立ったとか。プレスリリースでデイヴは次のように説明している。

「『Sound City』はアメリカが誇る、これまで称えられていないスタジオでは最高峰のものなんだ。カリフォルニアの陽がさんさんと注ぐサンフェルナンド・ヴァリーにあって、ここで数々の伝説が生まれたんだ。歴史の証人となってきた場所なんだよ」

サウンド・シティ・スタジオでは、ニール・ヤングの『アフター・ザ・ゴールドラッシュ』やフリートウッド・マックの『噂』、スリップノットの『アイオワ』、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのファースト、トム・ペティ・アンド・ザ・ハートブレイカーズの『破壊』、ナイン・インチ・ネイルズの『ウィズ・ティース』、ドクター・ジョンの『ガンボ』などのレコーディングが行われている。

作品はフー・ファイターズのレーベルであるロズウェル・レコードの映画部門となるロズウェル・フィルムから配給されることになるという。なお、脚本は『ザ・コーヴ』などを手がけたマーク・モンロー、編集は『ザ・フー:アメイジング・ジャーニー』の監督と編集を手がけたポール・クラウダーがそれぞれに担当している。

また、デイヴはプロデューサーのブッチ・ヴィグと元ニルヴァーナのクリスト・ノヴォゼリックとこのドキュメンタリー用のサントラを制作しているとも伝えられている。


(c) NME.COM / IPC Media 2012
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