3月に来日公演を実現し、4月にアルバム『ボーン・ヴィラン』をリリースしたマリリン・マンソンの、貴重なロング・インタヴューが6月1日発売の『ロッキング・オン』7月号に掲載されている。
インタヴューは、3月にドイツで行われたエコー賞で、マリリン・マンソンがラムシュタインのステージに飛び入り参加した舞台裏で行われたもので、『ボーン・ヴィラン』の内容について詳細に語っている。その中で、ボーナス・トラックとして収録されたジョニー・デップとのコラボによるカーリー・サイモンのカヴァー曲“うつろな愛”が実現した背景を、マンソンは次のように語っている。
「始まりは19歳のころで、俺は駆け出しのジャーナリストだったんだけど、『21ジャンプ・ストリート』にエキストラで出演する羽目になったんだ。一瞬通りかかっただけだから、じっくり探さないと見つからないくらいだけど、とにかくそういうわけで、俺達は昔からの知り合いなんだよ。で、4、5ヵ月前に、ジョニーが出ていた『ラム・ダイアリー』のプレミアで顔を合わせて、それでまた連絡を取り合うようになったんだ。それであいつから『スタジオを持ってるんだ、よかったら一緒にレコーディングしないか』ってメールが来て、実際に一緒にジャムってみることになったんだ」
“うつろな愛”ではジョニー・デップがドラムとリード・ギターを担当している。また、レコーディングにはジョニーの息子、ジャックも参加した。