6月8日のスペインのバルセロナから16年ぶりとなるツアーに乗り出しているザ・ストーン・ローゼズだが、ビーディ・アイのリアム・ギャラガーは今回のローゼズの再結成をザ・フーの『四重人格』にたとえている。
先月ウォリントンで行われたザ・ストーン・ローゼズのシークレット・ライヴにも馳せ参じていたリアムだが、バルセロナでのライヴをPA席から鑑賞し、BBCに感想を次のように語っている。「『四重人格』とか、なんかそういうものをついにまた観たって感じだよ。もう今は実感をあらためたよ。やっぱりローゼズは世界最高のバンドで、それに間違いはない。俺が16、7の時に追っかけたバンドが今こうなってるって、ほんととんでもないことだよ」。
8日のローゼズのセットは14曲からなって、"アイ・ウォナ・ビー・アドアード"がオプナーとなって、"サリー・シナモン"、"スタンディング・ヒア"、"シー・バングス・ザ・ドラムス"、"ディス・イズ・ザ・ワン"などを披露した。9日のセットは1曲少なく、"(ソング・フォー・マイ)シュガー・スパン・シスター"や"タイトロープ"を含むものとなった。
今後、ローゼズはヨーロッパを回って、6月29日から7月1日にかけてのマンチェスターのミートン・パークでの凱旋ライヴに臨むことになっている。その後はフジロックなど世界各地のフェス出演も控えている。
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