ジャム・バンドとして有名なフィッシュの7月8日に行われたライヴで女性ファンが7メートル半もある照明灯によじ登ったうえで転落して怪我を負ったという。
ジャム・セッションと観客のドラッギーな嗜好がグレイトフル・デッドを受け継いでいるとされているフィッシュだが、事故を起こした19歳のクリスティーナ・ダスは転落の結果、両足首と片方の手首を骨折したという。事故当時、クリスティーナは薬物とアルコールの影響下にあったが、その後、状態は安定しているという。
フィッシュはニューヨーク州サラトガのサラトガ・パフォーミング・アーツ・センターで先週末に3日連続でライヴを行ったが、この間に会場周辺で警察は50件もの逮捕を断行し、その過程で「コカイン、ヘロイン、LSD、エクスタシー、幻覚キノコ、ハシシ、大麻、笑気ガス、芳香剤、銃器と現金など」を押収したとか。
しかし、警察はどの逮捕に関しても軽犯罪扱いとしていて、ライヴは至極安全に行われたことを確認している。