マリリン・マンソン、レディー・ガガの音楽を聴くのはしんどいと語る

マリリン・マンソン、レディー・ガガの音楽を聴くのはしんどいと語る - マリリン・マンソン 最新作『ボーン・ヴィラン』マリリン・マンソン 最新作『ボーン・ヴィラン』

マリリン・マンソンはレディー・ガガについて尊敬はしているが、音楽そのものはなかなか好きになれないと語っている。

現在ヨーロッパ・ツアー中で、2009年にはレディー・ガガのシングル“ラヴゲーム”のリミックスにも客演したマリリンだが、カイリー・ミノーグやジャスティン・ティンバレイクなどはわりと好みなのにレディー・ガガについてはなかなか呑み込めないとデジタル・スパイに語っている。

「彼女の存在そのものがどういうものなのかということは好きなんだよ。でも、彼女の音楽を好きになるにはちょっとしんどいんだ。ぼくが好きな音楽のスタイルではないんだけど、でも、実はああいう文脈の音楽にはわりと好きなものが多いんだよ。時にはカイリー・ミノーグとか好きになったりするし、変なものが好きになったりするんだよね。レディー・ガガよりはジャスティン・ティンバレイクが好きだったりするからね。音楽的なところでのみっていう話でだけど」

また、マンソンはポップ・ミュージック界にレディー・ガガのような存在がいるのはいいことだが、レディー・ガガは人々の関心を集めるためにルックスを度々変えるところなどは少しやり過ぎなのではないかとも語っている。

「彼女がやろうとしていることはよくわかるし、それはすごく好きなんだよ。悪いことじゃないし、ぼくはいいことだと思うよ。その一方で、ぼくは別に一瞬一瞬ごとに違ったルックスを見せようとも思わないよ。そうすると、その場限りのものになってきて、長持ちしなくなってくるからなんだ」

「人々っていうのはあるひとつのものに自分を投影したがるものなんだよ。だからってレディー・ガガをけなしたいんじゃないんだよ。彼女は本当にすごいことを達成してるんだから。たまたまぼくがよく聴くようなタイプのものじゃないというだけで、だからって彼女が嫌いだということにはならないんだから」

なお、10月に行われるマリリンのイギリス・ツアーはロブ・ゾンビーとのジョイント・ツアーになることが明らかになっている。

(c) NME.COM / IPC Media 2012
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