デヴィッド・ボウイ、フェイスブックで自身の回顧展には関わっていないと発言

デヴィッド・ボウイ、フェイスブックで自身の回顧展には関わっていないと発言

デヴィッド・ボウイは自身のフェイスブックでおよそ2年ぶりとなる公式な発言を行っている。発言はロンドンのアート、デザインやファッションをめぐる企画展で有名なヴィクトリア・アンド・アルバート博物館で2013年に開催が準備されているというデヴィッド・ボウイ回顧展をめぐってのもの。さまざまなステージを潜ったデヴィッドの活動とそのヴィジュアルを回顧するという趣旨の展覧会のようだが、デヴィッドは自身が展覧会には一切関わっていないことを次のように指摘している。

「V&A(博物館)で開催予定のデヴィッド・ボウイ展のアナウンスをめぐる報道について触れておくと、ぼくはキュレーターではないし、展覧会に関しては一切関わってないよ。

V&Aに対してはデヴィッド・ボウイ・アーカイヴが全面的に素材を提供していて、その中からの素材やデザインの選択についてはすべて博物館のキュレーターが行っているものだから」

ここにきてデヴィッドがこういう発言をしているのは、展覧会の内容に多少なりともデヴィッドの方に不満があるからではないかと『ミラー』紙は伝えている。『ミラー』紙は関係者筋の談話として、展覧会用に選ばれている衣装などにデヴィッドが個人的に納得しているわけではないという発言を紹介している。

「博物館側の判断に納得しているわけではないことを静かに表明しているんですよ。それと自身をほめそやしてもらいたいがためにやっていることではないんだと言っておきたいんですね。どうもデヴィッド・ボウイを祀り上げるような企画になりかかっていることに居心地の悪さを感じているようなんです」

ただ、自身と博物館の間では白熱した議論が行われているわけではないことをフェイスブックでデヴィッドは次のように語っている。「なお、親しい友人によれば、ぼくは別に『打ちのめされた』ようにも、『打ちひしがられた』ようにも、『やみくもに憤っている』ようにも見えない、とのことです」。

その後、博物館側は展示品の選択にデヴィッドが関わっていると一部で報じられたことは事実誤認であったことを認めている。

デヴィッドは2006年以来、ライヴ活動から遠ざかっていて、今ではニューヨークを本拠地としながらもパフォーマンスや公の場に姿を現すこともことごとく却下してきているとされている。ライヴからの引退状態は、04年の『リアリティ』ツアー中に倒れ、血管形成術を伴う心臓の大手術を受けることになったことが影響しているものと思われる。手術後の06年にデヴィッドは1年間の活動休止を宣言し、その後、チャリティ・ライヴにアリシア・キーズらと共演したのが最後のパフォーマンスとなっている。
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