ミューズのマット・ベラミー、新作ツアーはピンク・フロイドの『ザ・ウォール』ツアーに匹敵すると語る
2012.10.11 22:45
ミューズのマット・ベラミーは10月16日から始まるツアーについて、ピンク・フロイドの1980年の『ザ・ウォール』のツアーに匹敵するスペクタクル・ライヴになると語っている。
ピンク・フロイドの『ザ・ウォール』ツアーでは白い巨大なレンガの壁をステージに積み上げたものとなり、当時としては破格の仕掛けと照明を伴ったライヴ・ツアーになったが、マットはCBSニュースに対して「これまでぼくたちがやってきたなかでも最高のツアーになると思う。ぼくたちのヴァージョンの『ザ・ウォール』のようなものなんだ」と語っている。
さらにマットは次のように説明を続けている。
「逆さまになったピラミッドのようなものを作っていて、ここにビデオのスクリーンがいっぱいに据えつけられてあるんだ。これがライヴを通して少しずつ降りてきて、やがてはバンドを呑み込んでしまうんだよ。つまり、このピラミッドのようなものにぼくたちは食べられてしまうってことなんだね。もちろん、象徴的な意味でやってるんだけど。その後ぼくたちはそこを突破して脱出するんだ。ものすごい体験になるよ。これはもうぼくたちのストーンヘンジ・ツアーと言ってもいいね!」
ツアーはフランス南部のモンペリエで皮切りを迎え、12月いっぱいまでヨーロッパを巡ることになるが、来年初頭に日本公演が行われ、その後は北アメリカに乗り出すことになっている。ドラムのドム・ハワードはライヴ中、エイリアンやカンフーも登場するとこれまでに発言している。
また、バンドの新作『ザ・セカンド・ロウ~熱力学第二法則』はマムフォード・アンド・サンズを押さえて10月7日付のイギリス・アルバム・チャートで1位に輝いている。アルバムは1週目で10万9千枚のセールスを記録し、今年に入ってから4番目のセールスを記録している。
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