ジャスティン・ビーバーをライヴで誘拐し、去勢して殺害する計画を企んでいた男性2名が逮捕された。
逮捕されたのはニューメキシコ州出身のマーク・スターキとその甥のタナー・ルエインで、2人は現在刑期に服しているダナ・マーティンに雇われて今回の犯行を計画していたという。なお、マーティンは2000年に犯した15歳の少女への強姦と殺人の罪でニューメキシコ州ラスクルーセスにある刑務所で無期の終身刑を2件分、処されている。マーティンはジャスティンに脅迫的に執着していて、自身の大腿にジャスティン・ビーバーの刺青を入れているほどだとKRQEニュースが伝えている。
スターキとルエインはジャスティンのほか、ヴァーモント州に住むジャスティンの知人2名も含んだ計4名の殺害の依頼を受けていて、ヴァーモントでの殺害を終えた後にニューヨークへ向かい、先月マディソン・スクエア・ガーデンで行われたジャスティンのライヴに合わせてジャスティンとジャスティンのボディガードを殺害する予定になっていたという。
しかし、その後、マーティンはスターキとルエインの計画を警察に通報したというが、その理由は明らかになっていない。スターキは殺害を実行する前にヴァーモントで逮捕され、ルエインはニューヨークまでたどり着くことに成功したが、マーティンに対して電話で契約をしくじったことを詫びる連絡を入れているのを警察に傍聴されている。その後、ルエインは逮捕されたが、凶器のほか、剪定鋏も装備していたという。
(c) NME.COM / IPC Media 2012