ヴァンパイア・ウィークエンド、新作は50年代のジャズにまで踏み込んだ作品だと語る

ヴァンパイア・ウィークエンド、新作は50年代のジャズにまで踏み込んだ作品だと語る

ヴァンパイア・ウィークエンドのキーボードのロスタム・バトマングリは制作中の新作についてジャズ、ボブ・ディラン、ザ・クラッシュなどに影響されていると語っている。新作は2010年の『コントラ』以来の作品となるが、ロスタムは今回受けた影響などについて次のようにアンカット誌に語っている。「狙いはオーガニックなサウンドを、これまで聴いたことのない文脈で使ってみせるというものだったんだ。『コントラ』と較べると間違いなく暗くて聴き障りのある作品になってるよ。楽曲の多くは対立についてなんだよ。ぼくたちにできる選択、自分たちの人生をどう切り開いていけるかってことなんだ」「『コントラ』ではアートっぽい80年代のニューヨーク風のサウンドに関心を持ってたんだけど、このアルバムはもっと深いところまで踏み込んでるんだ。50年代まで遡ってジャズっぽいところも一部あるんだけど、でも、基本的な要素までどれも噛み砕いてものすごくシンプルな形で演奏してるんだ。複雑さもより微妙なものになって、ヴォーカルについても楽器演奏についても、パフォーマンスはすごく血の通ったものになっていて、それがすごく特別なものになってるんだ。ぼくとしては今度のアルバムではピアノの音がすごく中心的な存在になってると思うよ」また、ロスタムは昨年バンドが深夜トーク・ショー『ジミー・ケンメル・ライヴ!』に出演した際に披露した新曲の"Don’t Lie"、"Hudson"、"Unbeliever"などのタイトルについて触れ、友人らからは新曲群が「不気味な」感じがすると指摘されていると明らかにしつつ、ボブ・ディランやザ・クラッシュを引き合いに出している。その一方でヴォーカルのエズラ・クーニグは昨年6月に新作制作が「長いプロセスだった」ことを説明しつつも完成に近づいていることを次のように語っていた。「アルバムは今取りかかってるところなんだ。かなり長いプロセスになったけどね。ぼくたちはいつも作曲とレコーディングを同時に試みてるんだよ。そういうわけで、プロ・ツールスで録ったセッション・デモがそのまま最終ヴァージョンとして収録されるようなことがぼくたちの場合にはよくあるんだよね」さらにエズラは新作のリリースについては次のようにも語っていた。「今年リリースできたらいいんだけどな。ぼくはいつだってできるだけ早く音楽はリリースしていきたいんだけど、でも、やればやるほど音楽って自分の力ではどうにもできないものなんだってわかってくるんだよ。とにかく、なにかをリリースをする時にはもっと早く出せたのになあと思うようなことにだけはしたくないんだ」(c) NME.COM / IPC Media 2012
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

フォローする
音楽WEBメディア rockin’on.com
邦楽誌 ROCKIN’ON JAPAN
洋楽誌 rockin’on