ザ・ストーン・ローゼズ・ドキュメンタリー、プロデューサーが詳細を語る


イギリスのシェイン・メドウズ監督が手がけているザ・ストーン・ローゼズのドキュメンタリーの詳細が明らかになってきている。

メドウズ監督の2006年の『THIS IS ENGLAND』のプロデューサーも手がけたマーク・ハーバートは2011年10月にバンドが再結成を発表してから前回の再結成ツアーが終わった昨年の8月までのバンドの姿を追った350時間分の映像の編集作業にメドウズが入っていると『NME』に語っている。

「内容についてはまだあんまり話しちゃいけないんだけどね、ぼくに言えるのはこの作品は音楽ドキュメンタリー作品のようでいてやっぱりメドウズ作品にもなっているっていうことだね。つまり、シェインの作品の魅力の数々がローゼズの素晴らしい音楽と組み合わさったところを想像してもらえばいいわけだけど」

「過去の映像も現在の映像も、これまで誰も観ていない映像がたくさん使われているよ。もちろん、再結成のライヴ映像も使われているけど、これまで観られたことのないアーカイヴ映像もいろいろ使ってるからね」

メドウズ監督も今回の作品はローゼズが好きだという気持ちから取り組んでいて、「巨額の予算のついていた」作品も先送りにしてまで、今回の作品の製作に集中していることがこれまでに伝えられている。

また、ローゼズは今年の6月にロンドンのフィンズベリー・パークとグラスゴーのグラスゴー・グリーンでライヴを1回ずつ行うことをこれまでに明らかにしている。サポートにはプライマル・スクリーム、ジェイク・バグ、ザ・ビューが出演を予定している。さらにローゼズは今年のワイト島フェスティヴァルへのヘッドライナー出演、そしてソニックマニアでの来日も予定している。

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