イギー・アンド・ザ・ストゥージズ、6年ぶりの新作『Ready to Die』を4月30日にリリース

イギー・アンド・ザ・ストゥージズ、6年ぶりの新作『Ready to Die』を4月30日にリリース

イギー・アンド・ザ・ストゥージズは新作『Ready to Die』を4月30日にリリースすることを明らかにしている。

新作は2007年の『ザ・ウィヤードネス』以来の作品で、2009年に心臓発作で急死したオリジナル・ギタリストのロン・アシュトンの後任としてやはり70年代にストゥージズに在籍していたジェームズ・ウィリアムソンが加入している。ジェームズが参加しての作品としては1973年の傑作『淫力魔人』以来となる。

イギーはロンの死に際してストゥージズはロンと共に死んだとしつつも、それでもイギー・アンド・ザ・ストゥージズはこれからも生き続けると宣言したが、新作については次のように語っている。

「今、この時点でストゥージズと作品を作る動機というのはもはや個人的なものではないんだ。これは俺がたまたま恵まれてやっている、頑固で強情なグループで、歳を取ったらとんでもないグループになったというバンドで、とんでもないアルバムも作ってるんだよ。ステージでちゃらちゃらして、それだけで金を儲けようとしてるバンドとはわけが違うんだ」

収録される楽曲としては"Burn"、"Job"、"Sex & Money"、そしてタイトル・トラック"Ready to Die"などが予定されているという。プロデュースはジェームスがサンフランシスコのファンタジー・スタジオで行ったというが、イギーのヴォーカル録りはマイアミで行われたという。

ミックスを手がけたエド・チャーニーはアルバムについて「昔ながらのストゥージズだよ。生そのものだね。どれも曲として素晴らしいけど、キャッチーなコーラスがあるわけじゃないんだ。アンセムのアンチクライストといった感じだよ」と説明している。

バンドはまた「live assault」となるツアーでもってアルバムのプロモーションを行うとしていて、近日中に詳細を発表するとしている。

(c) NME.COM / IPC Media 2012
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