ステラスターのフロントマン、ショーン・クリステンセンが短編映画でアカデミー賞を受賞

ステラスターのフロントマン、ショーン・クリステンセンが短編映画でアカデミー賞を受賞

現在活動を休止しているニューヨーク出身のステラスターのヴォーカル、ショーン・クリステンセンは自身が監督した短編映画『Curfew』で見事今年のアカデミー賞に輝いている。

ショーンはこの作品で最優秀短編実写映画賞に輝き、クエンティン・タランティーノ、アン・リー、ダニエル・デイ=ルイスら並み居る受賞者と肩を並べることになった。『Curfew』は突然姪の世話を頼まれることになった抑鬱にかかった男性を描いた作品で、ショーンが主役、脚本、監督を兼ねた作品になっている。

ニューヨーク州ポケプシーのタウンニュース・サイト『ポケプシー・ジャーナル』の取材に応えたショーンはアカデミー賞候補に挙がったことを次のように語っていた。

「シュールな感じだよ。この作品がアカデミー賞受けするような作品じゃないのは確かだからね。世界に通用するテーマを扱っているわけじゃないし。社会性や時事性に富んでいるわけでもないし。ある人物が姪っ子のベビーシッターを一晩やるだけの簡単な話なんだよね」

バンドが活動休止に入ってからショーンは映画製作での活動に専念していて、2011年に公開され、テイラー・ロートナーが主演した『ミッシングID』の脚本も手がけている。

"ジェニー"や"マイ・ココ"などの楽曲で知られるステラスターは2003年から09年までの間に3枚のアルバムをリリースし、ジェインズ・アディクション、ザ・レヴォネッツ、プラシーボ、ザ・キラーズ、ジ・エディターズらのツアーに参加したことでも知られている。

なお、アカデミー賞ではダニエル・デイ=ルイスが『リンカーン』での主演を評価され、史上初となる3度目の最優秀主演男優賞受賞を果たしている。最優秀主演女優賞は『世界でひとつのプレイブック』のジェニファー・ローレンスが受賞した。最優秀作品賞はベン・アフレック監督の『アルゴ』だった。

『Curfew』の予告編はこちらから→
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