2009年のデビュー・アルバム『ザ・ヴァージンズ』以来、4年ぶりとなるアルバム『ストライク・ジェントリー』を3月13日にリリースするザ・ヴァージンズが、発売中の『ロッキング・オン』4月号でロング・インタヴューに答えて語っている。
インタヴューはフロントマンのドナルド・カミングスが、彼以外のバンドメンバー総交代や、ストロークスのジュリアン・カサブランカス主催レーベルからの新作リリースの経緯などを語ったもので、ジュリアンとのやりとりについて、次のように答えている。
「もともとレーベルとか一切決まってない状態でレコーディングし始めて……そしたら、あと一歩でアルバムが完成するってときに、ジュリアンが共通の友人を通して、そのことを知って興味を持ってくれたみたいで。会って話をしたいってことで、もしかして契約の可能性もあるかもしれないってことで、すごくドキドキしたし感激したよ。そのときジュリアンに何曲か聴いてもらって、一緒に話をして、すごくいい雰囲気でさ。自分達にとってもチャンスだったし……そこからすべてが動き出したって感じなんだ。自分としては本当に満足いく作品が作れたんで、ジュリアンにそうやって褒めてもらったことにしてもそうだし、今のところまわりからもすごくいい反応がかえってきてて……まあ、たしかにいい気分ではあるけど。ジュリアンみたいな、それこそ自分がリスペクトしてる人からそう言われたら尚さら嬉しいというか……うん、そのジュリアンの反応とか、めちゃくちゃ有難かった」
ザ・ヴァージンズは3月から、レーベルメイトのLA出身新人バンド、カラーと北米のツアーを予定している。

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