股関節唇の手術を受けて現在療養中のレディー・ガガは24金と革製の車椅子を特注で作らせたという。
注文を受けたのはニューヨークの宝飾デザイナーのケン・ボロチョフで『ニューヨーク・ポスト』紙に次のように語っている。
「あの電話がくるとはまさか予想もしてなかったですね。車椅子なんてやったこともなかったですけど、ぼくはいつだって挑戦を求めてしますし、チャリオット(ギリシャ時代の馬車戦車)と名付けさせてもらった、この女王のみにしか許されない椅子を作ることになって本当に興奮しました」
ボロチョフ特製のこのチャリオットなる車椅子は、取り外しの利く天蓋もついていて、バイクの聖地ウィスコンシン州で作られたホイール、そして昼寝ができるだけのリクライニング機能を備えた仕様になっていて、全体が24金の金箔で覆われているという。レディー・ガガはすでにこの車椅子を愛用しているらしく、友人で写真家のテリー・リチャードソンもその姿をすでに捉えて公開している。
ボロチョフはこれまでレディー・ガガのために王冠や金製の爪飾りなどを制作していて、シェール・ロイド、ニッキー・ミナージュ、カニエ・ウェストらがボロチョフの装飾品を愛用していることで知られている。
レディー・ガガは骨盤損傷のためボーン・ディス・ウェイ・ボール・ツアーの残り20公演をすべて中止にし、手術を受けた後、自身のファンであるリトル・モンスターらに次のように綴っている。
「モンスターのみなさんには本当に今日、たくさんの勇気をもらいました。なにもかもがあっという間に過ぎていきましたが、これからが手術だという時にはみんながわたしたちと分かち合ってくれたそれぞれの体験や物語を思い出しました」
「みんなはわたしの人生を変えてくれました。愛していますし、わたしもみんなの人生の一部になれて光栄です。みんなにできることなら、わたしにもできるとわかりました。わたしたちが手を携えていればなんだってできるはずです。愛してます。ガガ」
レディー・ガガの「チャリオット」車椅子はこちらから→
http://www.nypost.com/rw/nypost/2013/03/12/pagesix/web_photos/lady_gaga_wheels--300x300.JPG