ドクター・ドレー、エミネムが新作を仕上げつつあると明らかにする

ドクター・ドレー、エミネムが新作を仕上げつつあると明らかにする

エミネムを世に送り出したことでも知られるドレーは、エミネムの8枚目のアルバムとなる新作制作に精を出してきたことを明らかにしていて、自身のプロジェクトについてもインスピレーションを得ることになったと次のようにパワー106FM局の取材に答えている。

「エムは今やってる自分のプロジェクトを仕上げてるところだよ。おかげで俺も触発されてスタジオにこもることになったんだ。今は人生を楽しませてもらってるし、クリエイティヴなことや自分にできる新しいことを試したりして、そういうところでも楽しませてもらって、なるべく活動的に過ごすようにしてるんだ」

しかし、1999年にリリースされた『2001』に次ぐ自身の新作の可能性については次のように明らかにしなかった。

「まあ、みんなも知っての通り、俺も30年音楽をやってるんだよね。するとさすがにいつもインスピレーションを受け続けて一線でやっていくことも難しくなってくるんだよ。でも、音楽は俺がなによりも好きなものだし、だから、できるだけ音楽活動は続けていくつもりだよ」

00年代に入ってからドレーは新作『Detox』を控えていると常に囁かれてきているが、エミネムと同様、ドレーのファミリーに属している50セントは、ドレーが本当にまだ『Detox』プロジェクトについてやる気があるのかどうかはわからないと語っている。1992年の『ザ・クロニック』、そして99年の『2001』に続くサード・アルバムとなると言われた『Detox』はこれまで10年以上制作中だと伝えられてきていて、元々05年にリリースを予定されていて、その後10年にもその動きがあった。50セントやエミネムのほかにも、さまざまなラッパーが作品には関わっているとされていて、スヌープ・ドッグやジェイ・Zの名前も挙がっている。

なお、エミネムは8月にレディング・アンド・リーズ・フェスティヴァルにヘッドライナー出演を予定している。

(c) NME.COM / IPC Media 2012
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