AC/DC初代ヴォーカル、ボン・スコットの彫像を出身地のスコットランドで建立か

AC/DC初代ヴォーカル、ボン・スコットの彫像を出身地のスコットランドで建立か

AC/DCはバンドの初代ヴォーカル、ボン・スコットの出身地であるスコットランドにボンの彫像を建立する計画を支援している。

ボンはバンドの黄金時代を築き上げながら1980年に33歳で急死したが、スコットランドのキリミュアでボンの彫像を建立しようというキャンペーンが昨年から活発に行われているという。キャンペーンを後押ししているのがDD8ミュージックという団体で、キリミュアで開催されるボン・スコットにちなんだフェスティヴァル、ボンフェストもこの団体が開催しているが、DD8ミュージックが彫刻家のジョン・マッケンナにボンの彫刻の原案を依頼したことからキャンペーンが始まったとBBCが伝えている。

DD8ミュージックは資金募集サイトのキックスターターで6月5日までに5万ポンドの資金を募っていて、これが実現すれば彫像建立に実際に動き出せるというが、先頃AC/DCのオフィシャル・サイトでも今回のキャンペーンが取り上げられ紹介されている。DD8ミュージックのグレアム・ギャロウェイはバンドと特にやりとりがあったわけではないが、将来的になにか支援をしてもらえることを期待していると次のように語っている。

「オフィシャル・サイトだってなんでもかんでも掲載してくれるわけじゃないからね、今回は載せてもらって彫刻について世界的な応援を得られることになったわけだから、大進歩だよ」

また、バンドからなにか直接連絡を受けていないのかという問いには次のように答えている。

「まあ、今のうちからあまり下手なことは言いたくないから。ただ、今回サイトに載っけてもらえたことはいい兆候だと思うよ」

また、1977年にAC/DCを脱退したベースのマーク・エヴァンスも今回のキャンペーンを支持していて、アルティメイト・クラシック・ロック誌に次のように語っている。

「ボンがこんな形で称えられるのはすごいことだと思うよ。特にAC/DCの歴史にとってスコットランドはすごく大切な土地だからね。実際、キリミュアにはボンにちなんだ通りももうあるのに、さらに彫像とはすごいね!」

ボンはキリミュア近郊のフォーファーで1946年位生まれ、6歳の時にオーストラリアに移住した。バンドのアンガス・ヤングとマルコム・ヤングもまたスコットランドからオーストラリアへの移民だったことで知られている。ボンはオーストラリアで少年時代を過ごした西オーストラリア州フリーマントルに2008年に彫像を立てられている。

(c) NME.COM / IPC Media 2013
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