リアム・ギャラガー、ワン・ダイレクションのハリー・スタイルズについて音楽はクソだが、羽目の外しっぷりはいいと語る

ビーディ・アイ『BE』6月5日発売

ビーディ・アイのリアム・ギャラガーはワン・ダイレクションのハリー・スタイルズがやっている音楽はクソだが、ハリーのロックンロール・ライフスタイルには好印象を持っていると明かしている。

『ザ・サン』紙の取材に対してリアムは次のように答えている。

「自分の好きなロックンロール・スターにはどんなファンだって楽しんでほしいと思ってるもんだよ。だから、ハリー・スタイルズが羽目を外している様子が目に入ってくると『どんどんやれよ、若いの』って俺は思うんだよ。音楽はクソだけど、少なくともハリー・スタイルズはロックンロールを生きてるよ。それを生きるということは、いい曲を書くのと同じくらい重要なことなんだ」

「いい曲を書いても堅くて真面目なだけじゃ俺の世界ではファック・オフってなもんなんだ。少なくともハリーはしっかり楽しんでるんだろ?」

その一方でワン・ダイレクションについてリアムは次のようにNMEにも語っている。
「連中は連中の人生を精一杯生きてるだけなんだから。ハリー・スタイルズについてどう思うかって? 結構なことじゃないか。いずれ終わっちまうんだし、ハリー・スタイルズだって今ああしてりゃあ、いつか振り返ってあの頃は楽しかったなあって思えるじゃん? 今この瞬間の波にあいつはしっかり乗ってるんだよ」

なおリアムはオアシスのデビュー作『ディフィニトリー・メイビー』がリリースから20周年を迎えるのを記念して、オアシスを再結成させることもやぶさかではないこともNMEに次のように明らかにしている。

「ここにはね、やり残した仕事が残ってるんだ。人は俺だったらオアシスを再結成させるかってよく訊いてくるんだけど、俺は今すぐにでもやるよ。それに、再結成に大金を出すっていうやつがいるんだったら、それだってやるさ。だけど、この先またレコードを作ることはないと思うな。そういう意味でまた一緒になることは難しいんじゃないのかな」

6月5日に新作『BE(ビー)』をリリースしたビーディ・アイは6月19日、20日、22日とマンチェスター、ロンドン、グラスゴーでファン向けの小規模なライヴ・シリーズを予定していて、その後はV・フェスティヴァル、ベニカシム・フェスティヴァル、T・イン・ザ・パーク・フェスティヴァル、サマーソニックなどへのフェス出演を予定している。

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