9月4日に行われた男性誌『GQ』が主催するGQアウォーズでノエル・ギャラガーはアイコン賞を受賞したが、その受賞スピーチでウィリアム・ヘイグ外務大臣にあてつけを語ったという。
スピーチをしながら会場を見渡すと、ノエルはまずは「保守党閣議にようこそ。素晴らしいね」と挨拶。さらに「閣議ってほんとにこんな感じなの? ちなみに外務大臣をおみかけできて光栄です。世の中ではこんなところにいられないくらいクソ忙しいはずなんですけど。よかったですね」と出席していたヘイグ外務及び英連邦大臣をいじってみせた。その後、賞についてノエルは次のように感謝の念を述べた。
「僕としてはディラン、レノン=マッカートニー、タウンゼント、モリッシー・アンド・マーなど、この20年間、ずっとパクらせてもらってきた人たち全員に感謝したいと思います。どうもありがとうございます。そして、この賞は僕の美しい妻に捧げたいと思います。というのも、妻はこの授賞式にどうしても来たいと言い張りまして、これで2回目なんですけど、どうしてかというと、『きっとジョージ・クリントンが来るわ、ジョージ・クリントンが来るはずよ、来たら顔を舐めちゃうんだから!』って言い張るからで、それで今回2回目なのに、今回もいないんですよ。いないんです! だから、もう二度と来ません。どうもありがとうございます。みなさん、今晩はお楽しみください!」
なお、今年のGQメン・オブ・ザ・イヤー賞ではほかに、アークティック・モンキーズ、ルー・リード、エルトン・ジョン、ザ・フーのロジャー・ダルトリーらが受賞した。
ノエルのスピーチはこちらから→
http://www.youtube.com/watch?v=dc9_p-I4vtw
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