9月25日に新作『リワインド・ザ・フィルム』をリリースするマニック・ストリート・プリーチャーズだが、ニッキー・ワイアーはマムフォード・アンド・サンズの音楽がひどいのは、バンドがおいしいものをしっかり食べているからだと語っている。
音楽サイトの「ノイジー」の取材に答えたニッキーは、人気シェフのテレビでの活躍のせいで若者も土曜の午前中を料理番組を観ることに費やしてしまい、音楽の凋落に繋がりかねないと次のように語っている。
「こういう人たちが音楽をだめにするんだよ。マムフォード・アンド・サンズのようなもんでね、あのバンドは明らかに旨いものをたらふく食べてるだろ。だから、連中の音楽はファッキンひどいんだよ。たとえば、『イン・ユーテロ』を作ってた時、カート・コバーンがうまいもん食ってたと思う? 貧しい食事はいい音楽に繋がるんだよ」
なお、新作『リワインド・ザ・フィルム』は、大半がアコースティックなアプローチで制作されていて、カーディフにあるバンドのスタジオ、ウェールズのモンマスシアにある有名なロックフィールド・スタジオ、そしてドイツはベルリンのハンザ・スタジオでレコーディングが行われたという。作品にはルーシー・ローズ("This Sullen Welsh Heart")、ケイト・ルボン("4 Lonely Roads")、リチャード・ハウレイ("Rewind the Film")が客演を果たしているという。
また、バンドは9月13日からイギリス・ツアーに乗り出す予定になっている。
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