デッドマウスは、友達のミュージシャンなどと一緒にドライヴに出かけて、その間の会話を動画として公開する「コーヒー・ラン」というシリーズ企画を行っているが、モトリー・クルーのトミー・リーをゲストに招いた回で、2010年のコーチェラ・フェスティヴァルにおいて2人で主催者を激怒させ、出入り禁止になった経緯を語っている。

動画の中で、デッドマウスは「怒ってると言えば、コーチェラを仕切ってるあいつの怒ってるところって、すごかったよね」と話を切り出し、トミーは「ああ、あれ。あれね。あいつなんだっけ、名前？ トイレット？」（実際にはトレット）と応じ、「俺とかおまえとかに怒ってて、俺、人があんなに怒ったところって見たことなかったよ」と話に花を咲かせている。

その時、トレットは怒りでぶるぶる震えていたとトミーは回想し、デッドマウスは「怒りのあまり言葉が出なくなってた」と説明していて、次のように状況を語っている。
「あんなに怒る必要なんてまったくないのにさ。キャンプ場に俺たちがヘリコプターで到着して、その後でそこでミニヴァンに火を点けて炎上させたからって何だってんだよ。大したことないじゃんね？」と言うデッドマウスに、トミーは「そうだよ、周りに人がいねえんだもんさ。怒ることないじゃんな」と応えている。

さらに、トミーはトレットの怒りようがあまりにも尋常でなかったため、いろいろ考えて、実はトミーかデッドマウスのどちらかが「ずっと昔に高校があいつと同じで、俺たちのどっちかがあいつの彼女とやっちゃってすごい恨みとか買ってたのかなって悩んじゃったよ、俺」と語っていて、「あれだけの怒り、どっから来たんだろうね？」と首をかしげてみせている。

さらに二人はトミーとデッドマウスがヘリで到着するなど、あまりにも楽しそうなのが羨ましかったのかな、などと語り、トミーは「それから『モトリー・クルーはもうこの先コーチェラ出入り禁止!!!!』と喚き出したんだ」と回想し、デッドマウスは「あれ、最高だったね（笑）」と振り返っている。

コーヒー・ランのトミー・リーの回はこちらから。